久しぶりにUbuntu環境でddコマンドを使った時に初歩的なミス(アンマウント忘れ)で時間を費やしてしまったため備忘録。
手元に存在しているイメージデータ(ここでは"abc.img"とします)をSDカードに書き込む場合です。
- SDカードをコンピュータに接続する前にlsblkコマンドを実行します。
下図ではコンピュータ本体のディスクのデバイス名がsdaとなっています。 - SDカードを接続して再びlsblkコマンドを実行します。
新たに表示されたsdbというデバイスがSDカードであると分かります。 - sdbの欄に /media/tmp/BOOTと/media/tmp/rootfsと表示されており、自動的にマウントされています。マウント=ファイルシステムと接続した状態ではSDカードに書き込みができないため、umountコマンドを使って、アンマウントします。
アンマウント後は下図のようにsdbの欄にパスが表示されなくなります。 - ddコマンドで書き込みを実行します。status=progress と引数を付与することで進捗が表示されます。
dd if=abc.img of=/dev/sdb status=progress
簡単ですが、ddコマンドの備忘録でした。