現在学習中の Udemy講座・画像処理の基礎 において、Jupyter Notebookを使った演習がありましたが、これまでPythonコードをVisual Studio Code上で実行してきたため、Jupyter NotebookもVisual Studio Code上で管理したいと思いました。
その際の手順を備忘録としてまとめておきます。
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環境
・MacBook Pro 2021
・macOS: 13.4.1
・Visual Studio Code バージョン:1.81.0, OS: Darwin arm64 22.5.0
Visual Studio Codeダウンロード
Mac用にもIntel版、Apple Silicon版、Universal版の3種類がありますが、今回はApple Silicon版をダウンロードします。
https://code.visualstudio.com/download#
Visual Studio Codeの拡張機能からJupyterをインストール
Visual Studio Codeの拡張機能からJupyterをインストールします。
仮想環境用のpipenvをインストール
pipenvをインストールします。
pip install pipenv
仮想環境にPythonをインストールします。ここではバージョンを3.9.17とします。
pipenv --python 3.9.17
Visual Studio CodeのJupyterカーネルの設定
Jupyterを動作させる環境であるカーネルとして上記のpipenv仮想環境を使うよう設定します。
その設定のためにipykernelというパッケージをインストールします。
pip install ipykernel
Jupyterにカーネルを追加します。
pipenv_3.9.17 がVisual Studio Code上に表示させる任意のカーネル名となります。
ipython kernel install --user --name=pipenv_3.9.17
カーネル設定を反映させるために、一旦Visual Studio Codeのアプリを終了して再度立ち上げる必要があるようです。
成功すると下図のようにカーネルを選択できるようになります。
以上で、Visual Studio Code上でJupyterを実行できるようになりました。