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台風19号による塀・垣の損壊から保険金を満額もらうまでの道程

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2019年10月12日に大規模な台風19号が本州上陸し甚大な被害を及ぼしました。

正直自分には関係がないと思っていましたが今回所有地内で被害を受け、ここ2ヶ月半ずっと悩んできましたが、昨年末にようやく一番の懸念だった費用面にメドをつきました。

自宅として中古戸建を買ってから約4年近く経った中で最も衝撃な出来事でしたが、もし似たような事でお悩みの方の助けになればと思い記録に綴ることとしました。

自宅概要


・築15年 (平成15年)

・中古で約4年前に購入

・4LDK

・傾斜面に盛り土をした土地に建っている

チープな絵ですが、上の図のような立地です。

台風被害内容


下の写真の通り、自宅脇に建っていたブロック塀とフェンスが崩れ落ちました。

法面の土も大きく削られしまい自宅が崖に建っている状態になりました。

写真左上の白い箱は転がり落ちた物置です。

原因はおそらく自宅より高い位置から大量の雨水が流れ込み、その雨水の勢いに土地が耐えられず崩落してしまったと考えられます。

自宅の建物自体は基礎が深く打ち込んであったおかげか傾きや沈下は無かったです。

尚、被害直後の写真はなるべくたくさん撮っておいた方が良いです。

保険請求の時のエビデンスとなります。

応急処置


台風翌日の朝になって被害に気づき呆然としていた中、町内会から被害状況の確認連絡がありました。そこで今回の写真を送信したところ直ぐに2〜30人の方に集まっていただき損壊部をブルーシートで覆う処置をして頂きました。

巨大なブルーシートも土のうも全て町内会所有のものを快く提供いただいたものです。

損得で考えるものでは無いと思いますが町内会の活動をしておいて良かった…と心底思いました。

被災後1週間の出来事


・役所

電話したところ、私有地の話なのでノータッチとのことでした。

消防も被害状況を見にきていただけでアドバイス等はありませんでした。

建屋自体に直接の被害も無かったため「り災証明書」の発行対象にもなりませんでした。

期待しない方がいいと思います。。。

・土木業者

町内会の方経由で地元で有力な業者を紹介頂き、被災の1週間後に現地確認を

してもらいました。現状復旧では同じような被害がまた出るため強度を高めるための大規模な工事が必要になるとのことでした。

早速見積もりの作成をお願いしました。

別途知人の大工さんにもおおよその額を聞いてみると1000万くらいいくのではという話もあり戦々恐々としていました。

・保険屋

まず火災保険の契約書を引っ張り出してきて台風被害が対象になりそうな確認したところ、水災も保険対象に入っていたため保険屋に連絡を取り、後日現地確認に調査員がやってきました。

上の写真の現場を見てもらったり自宅の建屋の状況を確認してもらいました。

ここで分かった重要事項なのですが水災の定義は

保険の対象である建物が床上浸水または 地盤面より45cmを超える浸水を被った 結果、保険の対象に損害が生じた場合

というのが一般的なようです。(自分の契約した保険以外の会社の約款にも同じことが記載されていました)

なので、自宅の建屋に地盤面より45cm以下の浸水しか無い場合には水災に当てはまらないということになります。

今回の場合には調査員に「地盤面より45cmを超える浸水」と認定してもらえたため事なきを得ました。

保険金の支払いは業者からの見積もりを以って査定するとの事でした。

被災後1ヶ月の出来事


業者も立て込んでおり見積もりが1ヶ月くらい来ませんでした。

その間、連日の雨が続いたりと気の重い日々を過ごしていました。

一番の懸念事項である修理費用を保険適用できないものかと契約書と約款と

にらめっこしていました。

保険契約内容は以下でした。

保険契約内容

・建物保険金額は約2000万

・水災も補償対象

・建物契約には「門・塀・垣を含む」「物置、車庫その他の付属建物を含む

【損害認定限度額】 庭木 100万円、屋外設備 100万円

今回の損壊箇所にはブロック塀や物置があっため建物契約に含まれることから約2000万までの保険対象となる事を期待しました。

見積もり結果と保険屋との交渉


11月末頃に業者から見積もりが届きました。

町内会の紹介のおかげで業者の取り分を抑えてくれたようで1000万には届きませんでしたが500万はゆうに超える額でした。

この見積もり結果を保険屋に提出した所、約2〜3週間査定にかかるとの事でした。

その後、12月中旬に保険屋から査定結果の電話連絡が来ました。

結果は・・・

100万円 + お見舞金16万 = 116万円

でした。

100万の理由は今回の損壊箇所は擁壁(ようへき)と判断しており、擁壁は屋外設備にあたるため上限100万円との事でした。

その場で今回の損壊箇所にはブロック塀や物置があっため建物契約に含まれるので建物保険金額の2000万が上限になるのではないかと反論しました。

追加の被害直後の写真を送り再査定をお願いできることになりました。

そこからまた2週間ほど経過し年の瀬も迫った頃、保険屋から書面が届きました。

中身は

満額保険出します

という内容でした。

ちなみにこの時電話連絡はありませんでした。どうやら満額出ない時だけ

電話は来るようです。

まとめ


・いざという時に町内会は非常に助けになる

    (応急処置の支援、業者の紹介、今後の対応相談)

・火災保険の補償対象に水災を含んでいるか確認すること

・自宅の建屋に地盤面より45cm以下の浸水しか無い場合には水災に当てはまら

 ないため注意すること

・建物契約に「門・塀・垣を含む」「物置、車庫その他の付属建物を含む」と

 なっているか確認すること

・被災直後の写真をなるべく多く撮っておくこと

 できれば普段の写真も撮っておくこと

・保険屋からの一次回答を鵜呑みにせず少しでも納得いかない点は反論すること

普段、契約書や約款をじっくり読む機会は無いと思います。正直私は今回はたまたま保険対象になれただけだったと思っています。

台風などの猛威は年々激しさを増しており予測できない被害に対する保険の重要性はますます高まってくると思いますので、一度見直してみると良いかと思います。

似たような被災でお困りの方は下記からご連絡いただければ、専門的なアドバイスはできませんが、体験談のお話をするくらいなら致します。

お問い合わせ

(参考)

保険会社各社の重要事項説明・約款のリンク

東京海上日勤
損保ジャパン
あいおいニッセイ同和損保
三井住友海上

似たような感じではありますが、上のまとめを読んでから見てみると異なる点が

あることにも気づきますね・・・

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