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八王子で民泊事業しようにも断念した話

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2018年に施行された民泊新法ですが、収入源を拡大するために試してみようと思いました。

結果としては開始を断念したのですが、手続きについてまとめておきます。

筆者は八王子市のケースなので他の市区町村では異なるかもしれません。

手引き内容→ こちら

民泊全般→こちら

 

・民泊新法の概要

 住宅宿泊事業法に基づき、住宅宿泊事業者として届出を行った者は、年間180日を超えない範囲で、住宅を活用して、宿泊サービスを提供する事業を営むことができるようになります。住宅宿泊事業者は、宿泊者の衛生・安全を確保するための措置や、苦情等へ対応することなどが義務付けられています。

 

・我が家の概要

 戸建て2階建て4LDK、リビング・寝室は2階にあり1階には3部屋あり 

 1階の2部屋を民泊用に提供する計画。

 

・民泊が実施できる住宅

 (1)家屋内に台所、浴室、便所及び洗面設備が設けられていること

 (2)人の居住のように供されていると認められる家屋として、以下のいずれ

    かに該当し、人を宿泊させる事業又は人を入居させる事業以外の事業の

    用に供されていないもの

    ①現に人の生活の本拠として使用されている家屋

    ②入居者の募集が行われている家屋

    ③随時その所有者、貸借人又は転借人の居住の用に供されている家屋

 

   ◆ポイント

   普通に住んでいる家ならOKですが、ガッツリと設備の提供が必要です。

 

・事前に考えておくべき内容

 (1)周辺住民、管理組合に民泊を営むことを禁止・反対する意思がないこと

    分譲マンションの場合には市から管理組合に確認が入ります

 (2)家主同居か家主不在か

    目安として1時間以上の外出がある場合には家主不在型となります。

    家主不在型の場合、管理業務委託の契約締結が必要になります。

   

    ◆ポイント

   (2)の方は手始めとしては家主同居で始めれば良いかと思いますが、

   (1)は自身だけの問題でないので注意です。

     筆者が断念した最大の理由が(1)です。

 

事前に揃えておく書類

  (1)家屋の図面(建築確認申請の書類がベストだが寸法さえあれば可)

 

手続きの流れ

  (1)保健所への事前相談

     30分くらいかけて手続きや注意点を説明してくれます。

     図面持参が必要です。

     平日8:30〜17:00しか開いていないので平日勤務の場合は

     休みや早退を要します。

  (2)消防署への確認

     消防用設備や防火管理体制の必要有無に関して相談した記録が必要と

     なります。

     事前に電話予約が必要です。

  (3)役所や法務局からの書類手配

     ・後見等登記事項証明書

      →法務局の本庁(九段下)でのみしか発行できず。郵送可。

     ・住宅の登記事項証明書

      →法務局の八王子支局で入手

     ・身分証明書

      →八王子市役所で入手

  (4)周辺地域の住民への事前周知

     ・周知は書面にて事業開始の7日前までに行います。

      (書面サンプル

     ・説明範囲

      ①分譲マンションの場合は同じ建物の居住者全員  

      ②戸建ての場合は敷地の境界線から、道路・公園等を挟んで10m

       以の土地にある建物の居住者

     ・周知方法

      個別訪問またはポスティング

     ・周知内容

      ①商号、名称または氏名

      ②電話番号その他連絡先

      ③緊急時の連絡方法及び苦情等の申出方法

      ④住宅が住宅宿泊事業の用に供されるものであること

      ⑤住宅の所在地

      ⑥住宅宿泊事業を開始しようとする日

      ⑦騒音の防止、ごみ処理、火災の防止等宿泊者に説明する内容

      ⑧住宅宿泊管理業務の委託をする場合、受託者の住宅宿泊

   (5)書類、事前周知の記録を持参して保健所に申請

   (6)申請が通れば認可証が入手でき民泊事業開始

 

   ◆ポイント

    まず、電話番号ですが市のHPに公開されますので個人的な電話番号は

    避けた方が良いと思います。

    筆者はIP電話で対応予定でした。

    あと筆者の場合、書類云々を散々揃えた後の周辺地域の住民への事前

    周知を行いましたが、おそらくここが最大のネックになると思われま

    す。筆者は面倒がって対象の住民に一気にポスティングしてしまいまし

    たが、複数の住民から反対されました。結果、複数の周辺住民からの心

    証を悪くしてしまったと感じています。事前周知は一度に行わ

    ず、最も影響を与えそうな家や反対しそうな家から徐々に行った方が

    断念する場合も被害が少ないと思います。

 

<結論>

戸建て住宅で民泊をするにあたり

・台所を含めた家の設備をガッツリ使われる覚悟が必要

・周辺住民の反対をくらう覚悟が必要

 筆者の場合は保守的思考の強い八王子かつ高齢者が多い地域柄ということもあ

 り、周辺住民との関係を保つことを優先し民泊を断念。

 

保健所、消防署、市役所、法務局と時間取られただけに残念でした。

 

以上。

 

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